OpenAIが上場したらどうなる?──個人的メモとゆるい考察

日々の問いと記録

※思いついたことを残すためのメモです。まだ調べ途中の内容も含まれるため、誤りや修正の可能性があります。

最近、OpenAIが上場に向けた準備を進めているという報道を目にしました。
実際にIPO(株式上場)が実現した場合、どのようなことが起こりうるのでしょうか。
自分なりに整理してみました。

OpenAIを取り巻く巨大プレイヤー

OpenAIといえば、まず思い浮かぶのはマイクロソフト
巨額出資だけでなく、Azureとの連携によりAIインフラ面を支えています。

他にも、NVIDIA(エヌビディア)がGPUの供給を通じて関係を深めており、
最近ではAmazonとのクラウド契約
も報じられました。
そのほか、提携先としては Stability AISalesforce なども話題に出やすい印象があります。
資金調達が活発で、関係企業の顔ぶれもとにかく豪華。
それだけ期待が大きいということなのでしょう。

上場したら何が起きる?

もしOpenAIが上場すれば、短期的には価格変動が大きくなると考えています。
理由は単純で、注目度が高すぎるから。
IPO直後は需給が偏りやすく、特にテーマ性の強い銘柄ほど値動きが激しくなる傾向があるからです。

一方で中期的には、他のアセットから資金が流れてきて安定成長につながる可能性があると感じています。
AI関連はすでに強いテーマですが、
大型IPOというイベントがあることで、債券や預金などから「株式に移す」資金が増えるかもしれません。

ただし、黒字化は2029年ごろと言われています。
現時点ではまだまだ投資フェーズが続くということで、
実際のところ利益を生み出すまでには時間がかかりそうです。

PBC(公益目的会社)という器

OpenAIは営利部門をPBC(Public Benefit Corporation)へ再編しました。
これは、会社の利益だけでなく社会的な利益も同時に追求する仕組み
です。

「AIを人類全体のために活用する」というミッションを掲げるOpenAIにとって、
この形は理にかなっているように見えます。

もしこれがうまく回れば、
単に儲かるだけでなく、
大規模かつ持続的に社会へ貢献できる企業として安定性が増す可能性もあります。

とはいえ、市場は受け入れる?

とはいえ、市場参加者がどう評価するかは別問題。
赤字が長引く企業が、投資家の支持をどれだけ得られるのかは読みにくいところです。

初めは「話題性」で時価総額が上がると思います。
でも、ひとつ悪いニュースが出れば、
過度な期待とのギャップで一気に株価が下落するかもしれません。
これは、成長期待の大きいテック企業にありがちな展開です。

それでも、個人的には長く持ちたい

いろいろ書きましたが、個人的には
OpenAIのような企業は世界を良い方向に動かす可能性がある
と思っています。

もちろん、株価が急騰したら一部利確…など現実的な判断は必要かもしれませんが、
もし上場したら、できるだけ長期でホールドしてみたいなと感じています。

以上、OpenAIが上場したらどうなるのか?という妄想メモでした。
内容に誤りがある可能性があるので、
興味を持った方はぜひご自身でも調べてみてください。

また何か気づいたら追記します。

asanon

AFP(日本FP協会認定)資格、証券外務員一種保有。
これまでファイナンシャルプランナーとして家計や資産運用、保険、将来設計のサポートを行ってきました。
現在は通信制大学で経済や金融を学びながら、暮らしに寄り添うお金の考え方を発信しています。
このブログでは「お金の不安を、知ることで安心に」をテーマに、貯蓄・投資・家計管理・ライフプランなどをわかりやすく紹介。
目的は、誰かに任せるのではなく「自分で判断できる力」を育てること。
学びを通じて、人生と経済をつなぐヒントをお届けします。

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